fine true happiness


立っているのも精一杯
ついに あたしは雅人の首に手を回した。


流れるシャワーの音と
あたしの吐息…。


これ以上。。。もう無理!!!


「雅人…もうダメ。。。」


「ダメって?」


「もー!!!意地悪!!!」


「ねぇ!早く!」


「早く?って何を?」


「雅人が…欲しいのっ!」


「フフッ」


雅人はそう笑うと
手を止め


「早く上がって来いよ」


って タオルで 自分の身体を拭きながら
お風呂から出ていった。


えっ?このまま途中放置ですか?


「雅人。。。」


「罰だよ罰
さっき オレが寝ずに待ってたら
馬鹿じゃないの~なんて言うからだよ」


あっ。。。
そう言いました
言いましたけど…これが罰ですか?
酷いよ。


「おう!それから 
満たされてねーからって
そこで一人ですんなよ!」


「はぁ???(; ・`д・´)し・ま・せ・ん
早く出てけ!!」


もう 全く。。。(ー_ー)!!


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