fine true happiness
「そこまで言うなら…仕方ないけど
もし 彩が泣くようなことになったら
オレはいつでも
彩を受け入れる器はあるから」
「…あたし
雅人という人に出会えて幸せだった
一度は すごく恨んだこともあったけど
それもこれも全部あたしを思ってのこと…
そんな人いないよ?
だから 雅人は幸せになってほしい
あたしなんかより もっともっと
いい人と出会って…欲しい」
「彩の気持ちは…よくわかった」
「ごめんね」
「あのさ ここへ 飲みに来るくらいは
許してくれる?」
「お客さまだもん 断らないよ」
「フフッ しっかりしてんな」
「まぁね
ママさんが育児終わって帰って来た時に
お客様が減ってたら 申し訳ないしね」
雅人とは円満に 愛情の別れをした
それからは 友情。
涙なんか流れなかった。。。。。
最後には 笑ってた。
4年前とは違って すっきりした別れだった。