fine true happiness


「彩 彩」


雅人に 手招きされる。


「何?」


「オレが居たら マズイかな?」


「あ~あ 全然大丈夫よ!
お客様なのに 気にする方が 変だよ
普通で構わないし」


「そっか?ならいいや
って…あまりいい気分じゃないな
彩とあの人の姿見るのは…
まだ ここが癒えてないって言うか…」


胸の辺りを拳で叩いてる。


「もッ!!!そんなこと
言わないでよ~」


「ウソウソ!もう吹っ切れてるから(笑)
そうでなければ ここへは来れないよ」


「・・・ごめん」


「もー 謝んなって!
まぁ 彩が気にしないって言うならいいよね
もし彼氏に何か言われたら
言って!オレが説明するから」


アハハ それは心配しなくても…
あたしと舜さん
なーんにも 関係ないんだから。








< 166 / 186 >

この作品をシェア

pagetop