fine true happiness


バイトが終わると ホントに
外で待ってた。


待ってるねって 言われたけれど
半信半疑だった
だって あれから 40分も経ってるんだもん。


車に乗せてもらって
走り出したと同時に


「つき合ってくれないかな?」


と 告白されたのだ。


始めは 付き合ってと言われても
その意味が分からなくて。。。


「付き合うって どこに?」


「どこって…プッ!」


突然 笑った雅人


「えっ?」


「人が真剣に告白してるというのに
なんだよ~」


「ひぇ!!!告白ですか???」


「そうだけど?」


「うそ…」


「嘘で こんな手間掛けて
コクんないよ」


って…。


これが あたしと雅人の恋のスタートだった。



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