fine true happiness


昼間から 3000円のディナー並みの料理を食べ 世間話をして 時間は過ぎた。


「ご馳走さまでした」


「また 会おうよ」


「5番目になる気は
ないですから(笑)」


「1番にしてあげる!って言ったら?」


「アハッ!
お断りします!
2番も3番も その上も居るような人とは
恋愛する気はありません!」


「冗談だよ~
畑中さんとは そういう関係ではなくて
こうして食事とかしたいと
思っただけですッ!」


「あっ!
こんな高級料理を奢ってくれるなら
OKですよ~!
ただし 恋愛感情なしで」


「ズバッと言うところ
スゴいねぇ~ 」


貴方も負けてませんけど?


お見合い相手は 変な人だった。



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