fine true happiness
「向こうのお母様は
貴女を気に入ったみたいだったわよ」
「それはないでしょ!
飲み屋のママさんって言ったら
一瞬『えっ?』って言ったの
聞こえたんだからね」
「後で 話してたら 全然問題ないって!」
「ふーん
代々 弁護士の家庭で
お堅い家庭に見えたんだけどね」
あたしは お断りするからと
母に頼んだ。
母は 勿体ないって
そればかり
弁護士という肩書きに魅力があるわけ?
あんなのと 結婚したら
本妻という 位はもらっても
いつも 回りの女を気にして
生きていくのよ!
それを 知ってて 黙って暮らして
そんな 最悪な女になりたくない。