君花
花の隣には、花と同じ種類の花がたくさん咲いていた。
花は、その中で一番端っこで、一番小さかった。


その花たちはみんなもう蕾が膨らんで、キレイになる準備をしていた。



そして3日後・・・花たちはみんなそれぞれのキレイな花を咲かせていった。
しかし、女の子の
「キレイ。」
という言葉を聞いて、すぐ花たちは枯れていった。




私もキレイと言われて、枯れていきたい・・・・。



そう花は焦っても小さな花はやっとつぼみができた頃だった。


< 3 / 7 >

この作品をシェア

pagetop