新撰組 『時が変わろうとも』
第一章
チュンチュン
朝から小鳥のさえずりで目が覚めた私
「ん~、朝か」
朝ごはんを食べるため一階に向かう。
リビングの扉を開けた。
一般家庭の朝ごはんの時間帯には普通、
父や母がいるのが当たり前だ。
けど、この家には誰もいない。
そう、この家に住んでいるのは私しかいない。
ま、もう慣れたから何も思わない。
おっと、自己紹介が遅れました
私の名前は神埼 誠 (かんざき まこと)
ピチピチの高校2年生
一人暮らしになって4年目
理由は、
母親に捨てられた。