新撰組 『時が変わろうとも』

「昨日も行っただろーが!」

昨日も行ったのか、どんだけ甘味屋行くきだよ

「昨日は昨日!今日は今日!」

「何言ってんだ!甘味屋に行く暇があったら稽古でもしてろ!」

正論だ

土方さんはそれだけ言うと俺達に背を向けて、歩いて行った

「もー土方さんのけち!」

すると沖田さんはおもいっきり息を吸い込んだ

「ま、まさか!?」

「梅の花ー!一輪咲いても!梅は梅!
さぁ、誠君逃げますよ!」

「さぁ、逃げますよじゃないですよ!」

何してくれてんのこの人!ほんとに馬鹿なのか!?

てか、俺を巻き込むな!

「総司ー!神埼ー!てめぇら覚悟しろ!」

「何で俺もなんですか!?」

後ろから鬼の顔をした土方さんが追いかけてくる。
もはや恐怖しか感じられない




そのあと結局鬼に捕まり、何故か俺も説教された
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