新撰組 『時が変わろうとも』
入隊
「「「えええーーー!!!」」」
み、耳が耳が痛い
キーンって耳鳴りがする。
「てめぇ、何で言わなかった!」
「入隊試験の前に言おうと声かけましたけど?
そしたら沖田さんが無理矢理引っ張って連れて行くから、言いそびれました」
「はぁ、ま決まったもんは仕方ねぇ。けど、お前が出るときは、人手が足りない時だ。いいな?」
「はぁ、分かりました」
置いてもらってる身だ。文句はない
「土方さん、こいつの部屋どうすんだ?」
「……」
こいつ忘れてたな?
「斎藤の部屋でいいだろう。斎藤なら安心だ
いいか?斎藤」
「俺は構いませんが…」
チラッとこっちを見た斎藤さん
私に意見を聞いてるのか?
それに土方が気付き
「神埼、お前はどうだ?」
「構いません」
「ならこれで今日はお開きだ。解散!」