新撰組 『時が変わろうとも』
「お前の打ち込む時の目は、相手しか写ってない。他の物に気をとられない。そんな目をしていた。自分の信念だけは曲げない。そんな目をしている。誠という名前はお前にぴったりだな」
斎藤さんにここまで言われると照れる
「あ、ありがとうございます」
「それじゃあ、部屋に戻るぞ」
「はい」
夕食の時間
私は近藤さんに紹介された
「今日から、彼は新撰組の仲間だ!訳あって普段は女中の仕事をしてもらう。人手が足りない時に彼は隊士として働いてもらう。よろしく頼むぞ」
「神埼誠です。よろしくお願いします」
隊士同士でこそこそ話してる
ま、予想はしてた。だから気にしない
「彼は三番組だ。斎藤くん頼んだよ?」
「御意」
そのあと夕食を食べて解散となった