新撰組 『時が変わろうとも』

夕食の後斎藤さんについて来てもらってお風呂に入った。

「斎藤さんありがとうございました」

「別に構わん」

そう、斎藤さんには見張りをしてもらっていた

斎藤さんが見張ってくれると言って、一度は断ったけど、

「バレてしまったら面倒だ」

そう言われたら断れない。だからお言葉に甘えた

「お?何だ?二人揃って」

前から原田さんが来た。

「斎藤さんにお風呂ついて来てもらっただけですよ」

「もしかして、一緒に入ったのか?!」

この人はバカなんだろうか?私はちゃんとついて来てもらったと言ったはず。

どこをどう聞けば間違えるのか。
しかも、髪が濡れてるのは私だけだし。

「原田さん。貴方の耳は節穴ですか?私はただついて来てもらったと言っただけですけど?
誰も一緒に入っただなんて言ってません。貴方の耳はお飾りですか?」

「す、すまん。え、てか、お前そんな毒舌だったけ?」

「ま、こっちが本当の私ですね」



この時原田と斎藤は彼女を怒らせると本当に恐いかも知れないと思ったのだった
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