新撰組 『時が変わろうとも』
部屋に戻り布団を敷く
「もう寝るぞ」
「はい」
返事をすると斎藤さんは明かりを消した
今は現代と違って小さな電気も無いし、街灯の明かりもない。だから、真っ暗
暗闇は恐い。私の心を映し出してる見たいで
だから私はいつも明かりをつけて寝ていた
けど、今は斎藤さんと同じ部屋だからそんなわがままは言えない。
眠くなるまで外にいよ
縁側に出た。庭には大きな桜の木
「綺麗。夜桜」
初めて見たかも夜に桜なんて
「寝れないのか?」
振り返ると、
「斎藤さん。起こしてしまいましたか?」
「いや、まだ寝てなかったから大丈夫だ」