新撰組 『時が変わろうとも』
次の日の朝
「おはよ、誠」
「おっす!」
「おはよ」
廊下で藤堂、原田、永倉に会った
「おはようございます」
「昨日はゆっくり眠れたか?」
「はい」
「それなら良かった!」
「おい、平助。お前抜け駆けしてんなよ?」
「そうだぞ、お前にはまだ早い」
「なんだよ、二人して!俺はただ誠を心配しただけだろ!」
「藤堂さん、心配してくれてありがとうございます」
「あのさ、その藤堂さんってやつ止めようぜ。
堅苦しくて嫌だ。平助でいいよ!」
「じゃあ、平助くんで」
「おう!あと、敬語もなしな?歳近いんだし」
「敬語はおいおい。では、俺は朝ご飯の準備するんで失礼します」
誠が準備に行ってすぐ、3人は顔を見合わせた
「ま、誠、今俺って言った?」
「ああ、言った。確かに言った」
「誠が…誠が…誠が…」
3人は15分くらいその場で混乱していた