新撰組 『時が変わろうとも』
「ま、食べなくても生きていけるか」
自己解決して次の仕事に取りかかる
「次は洗濯か」
井戸に行き水を汲む
その水を大きめのたらいに入れ、服を入れる
服を少し水につけただけなのに水の色が赤く濁る
「結構着いてるな。落ちるか?」
洗濯板に服を擦りつける
洗えば洗うほど、水の色が変わる
どんどん赤くなっていく
「どれくらいの人を斬ってきたんだろ?」
どれくらい自分の心に傷をつけているんだろ?
洗濯が終わり、次は掃除
「屯所広すぎる。今日はとりあえず台所だけにしとくか」
台所に行き掃除を始める
掃除を進めていくにつれ、変な物体がで出てくる
例えば釜の中から足袋だとか
蓋を開けるとどれくらい前か分からない味噌汁だとか
とにかく、
「汚なすぎるんだよー!!!」
この時私の声が屯所中に響き渡ったのは言うまでもない