新撰組 『時が変わろうとも』

「まぁ、いい」

いいのかよ。あんだけ怒ってたのに

「で、いい刀は買えたのか」

「はい」

「そうか」

何かさっきまで怒ってたのが嘘みたいだ
すごく穏やかな顔をしてる

「おら、とっと中に入るぞ!今日はお前の歓迎会だ」

そう言って中に入っていく土方さん

「かん、げいかい?」

「そうだよ!今日は誠君の歓迎会!盛り上がろうね!」

沖田さんも中に入っていく

「う、嬉しい…」

ポンッと頭に手が置かれた

ふと横を見ると、斎藤さんが俺の頭をポンポンと軽くたたいていた

「良かったな」

「はい!」

「俺たちも入るぞ」

二人で屯所の中に入った
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