新撰組 『時が変わろうとも』
半分も食べないうちにお腹一杯になった
「斎藤さん…もう食べれません」
「お前にしては食べたな」
うぅー、こんなに食べたのは久しぶりだ
「次は薬だ」
「!!」
く、薬!?
「いや、大丈夫です!今までも飲まずに治してきたんで!」
「そうだとしても飲め」
くそっ、頑固だな斎藤さん。
「ちなみに薬の名前は?」
「石田散薬だ」
で、出たーー!!
絶対飲みたくない!飲んだら死ぬ!
「なおさら飲みたくないです!」
「なぜだ?よく効くぞ?」
そうだった、斎藤さんはこの薬に侵食されてるんだった
「うぅー」
「飲んだらいいところに連れてってやる」
いいところ?
「どこですか?」
「行ったら分かる」
気になる。仕方ない飲むしかないか
「飲みます」
そういうと斎藤さんは微笑んだ