新撰組 『時が変わろうとも』
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次の日、熱はすっかり下がった

「もう大丈夫か?」

「はい、斎藤さんが看病してくれたので。ありがとうございました」

「元気になったなら構わん」

そう言って微笑んだ

ドキッ!

な、何今の?何で斎藤さんが微笑んだだけなのに、こんなに胸が暖かいんだろ?

初めての感覚で戸惑う

誠が悩んでいると

スパーン

「誠!元気になったか?元気になったなら水浴びでもするか?」

「新八、するに決まってんだろ?」

「そうだよ」

またもや3馬鹿が現れた

てか、水浴びしねぇよ、そのせいで風邪ひいたんだよ

風邪ひかないのは3馬鹿くらいじゃね?

「しませんよ。俺は仕事があるんで」

そう言って部屋を出た


結局あの違和感が解決しないままだけど、いっか!









誠がこの気持ちに気づくのは先の話
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