新撰組 『時が変わろうとも』

人を、斬る

「まだ人を斬った事のないお前にはきつい仕事だ」

「やらせてください」

「いいんだな?」

「はい」

「誠君無理はしないようにね」

「はい」



しばらくして部屋を出た

人を斬る。未来の世界だたっら犯罪だ
でも今は過去。けど、人を殺す事に変わりはない

中庭の縁側で考えていると

「誠?なにしてんだ?」

「原田さん」

色気をバンバンに出しながら隣に座ってきた

「どうした?」

「ちょっと考え事です」

「話ならいくらでも聞くぜ」

「いえ、大丈夫です。これは俺が解決しないと意味のない事なんで」

「そうか」

スーと深呼吸をした

ん?

「原田さんさっきまで島原にいました?」

「ああ、そうだが」

「女の人の臭いがします」

「お前は犬か?」

少し笑いながら原田さんは言った

「これだけ臭いがついてたら気づきますよ」

「なんだ?お前もしてほしいのか?お前だったらヤってもいいぞ」

「殺ってもいいですか?」

「おおい!漢字が違うぞ!笑顔が黒いぞ!」
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