新撰組 『時が変わろうとも』
過去
ふと、目が覚めた。
「んー、よく寝た」
周りを見渡すと真っ暗だった。
「今何時だ?」
携帯を開くと
「な、何で?」
電池がきれていた。
何してもつかない。
「とりあえず家の中に入ろ」
トンッ
下に降りたけど、
「い、家がない。え、どういうこと!?」
降りて家がある方向を向くがそこには何もなかった。
「とりあえず、場所を変えよう」
歩きはじめて約20分
「ここは、何処だ?」
目の前には、
頭は髷、服は袴、腰には刀
腰に刀って違法だろ!捕まるぞ!
ヤバい、とにかくここがどこなのか誰かに聞かないと。
私は近くの店の人に聞いた。
そしらありえない返事が返ってきた。
「ここは京だよ、お前さん旅の人かい?」
京って、京都のこと?私が住んでいたのは京都
間違ってはない。でも、今の人は京都を京と言うだろうか?
ま、まさか!
「あの、変なことをお聞きしますが、今何年でしょう?」