新撰組 『時が変わろうとも』
もらった!
最後の突きをくり出した。
トンッ
「……!勝者!
神埼!!」
「「「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」」」
回りからの歓声が凄かった
「負けちゃった。誠君最後どうやって後ろに回ったの?」
「沖田さんが三段突きをするとき、懐に少し隙があるんですよ。そこを瞼を閉じた一瞬でそこに入り込み、後ろに回ってって感じですかね?」
「へぇー、よく見てるね?」
「はい」
「あと、本気じゃないって?」
「ああ、俺が本気を出したら誰も止められるないらしいです。自分でもその時どうなってるか分からないし、無意識なんでしょうね?」
「そんなに凄いんだ!一度見てみたいな!」
「沖田さん楽しんでるでしょ?」
「あはは」
しかし沖田はこの時言った言葉を後悔する事になる