新撰組 『時が変わろうとも』
夜夕飯を食べて部屋に戻った。
「刀の手入れしないと」
まだ血を浴びてないきれいな刀
けど、もう少しでこの刀は血を浴びる事になる
刀を手入れしている間いろんな事を考えてしまう。
もしかしたら、この戦いで怪我人がたくさん出るかもしれない。この戦いで、新撰組の人が死ぬかもしれない。
「はっ!なに考えてるんだ俺。そうならないように俺が新撰組を守るんだろ?それが信念、誠だろ」
そうだ。俺はもう決めたじゃないか。新撰組の人たちを死なせない。俺が守る。
「だから紅桜頼むよ」
紅桜を丁寧にきれいにした。
夜の12時を過ぎた頃、斎藤さんが部屋に戻ってきた
「まだ起きていたのか」
「はい。でももう寝ます」
「そうか、なら俺も寝るか」
二人で布団を準備した
「おやすみなさい」
「ああ」