新撰組 『時が変わろうとも』
カキンッ!
しかし誠の攻撃は簡単に受けとめられた
誠は素早く相手から距離をとる
そしてまたすぐに距離を縮めて攻撃する
キンッ!キンッ!
しばらく二人のやり合いが続いた
そこで男が口を開いた
「ふっ、お前迷ってるだろ?」
「っ!」
「迷ってる奴は勝てない。ただ斬られるだけ」
そう言って誠の左肩を斬りつけた。
誠は素早く反応しかすり傷ですんだ
「迷うくらいなら、新撰組なんかやめちまえ」
「…るさい」
「お前は足を引っ張るだけだぞ?」
「うるさい!!」
誠の殺気に一歩後ずさる男
「お前に、お前に何が分かる!!」
誠は男を斬りにかかる
狂った誠はただ相手を斬る事しか頭になかった。
そして男の刀を遠くに飛ばした
「少し怒らせ過ぎたな」
その言葉を最後に左胸におもいっきり刀をさした