新撰組 『時が変わろうとも』

「もぉー怒らないでくださいよ。土方さんも食べます?」

「いらねぇよ!」

何か土方さん沖田さんのペースに巻き込まれてる

「そんなに怒ってたら禿げますよ?」

「怒らせてるのは、どこのどいつだ!!それと俺は禿げねぇよ!!」

土方さん、さりげなく髪触ってますよね?

「それより、もう寝るだけだから食べるな」

「大丈夫ですよ!これから軽く運動するんで!」

「「??」」

俺と土方さんの頭の上には?が3つくらいあると思う

それくら沖田さんの発言の意味が分からなかった

俺達が首を傾げていると、沖田さんはすくっと立ち上がり、廊下の曲がり角まで歩いて行くと、大きく息を吸って

「梅の花ー!一輪咲いても梅は梅!当たり前じゃないですかー!」

沖田さんはそう叫ぶと凄い早さで角を曲がって消えていった

チラッと横を見ると…

「ひ、土方さん?」

土方さんの顔が鬼になっていた

「総司ー!!今日とゆう今日は許さんぞ!」

そう叫んで沖田さんを追いかけて行った

そんな姿を見て俺は沖田さんが逃げた方向に手を合わせた





数分後沖田さんの叫び声が聞こえたのはゆうまでもない


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