新撰組 『時が変わろうとも』
「近藤さん、俺も行くんですか?」
「ああ!誠君も一緒に行くぞ!」
ほんとうに行ってもいいのだろうか?
「局長が言っているんだ、一緒行っても問題ない」
斎藤さんが俺の顔を見て読みとったのか、俺の気にしていることを言い当てた
でも、島原ってどんなとこだ?
現代でいうキャバクラ?
「誠!今日はたくさん酒飲もうな!」
まだ昼だと言うのにすでにテンションが高い平助君
正直俺も少し楽しみにしている
普段屯所で小姓の仕事しかしてないから、京の町に行けるから楽しみだ
「おめぇら、楽しみなのは分かるがちゃんと仕事を終わらせないと、行かせねぇからな」
「分かってますよ!土方さん!」
ほんとうに分かってるのだろうか?
そのあと残りの仕事を終わらせていると、あっとゆうまに夕方になっていた
「神埼行くぞ」
「はい」
斎藤さんと一緒に屯所の入口まで行く
みんなはすでに集まっていて、最後は斎藤さんと俺だけだった
「おまたせしました 」
「よし!では、行くぞ!」
「よっしゃー!酒だー!」
「平助うるせぇぞ!」