俺様王子様
友達
部屋に戻ると鏑木さんがあたしを待っていた。
「桜村さん、話しがありますの」
鏑木さんの迫力に、
「は、はい」
と思わず返事をした。
「恋、してますの」
「恋?」
「好きなんです」
「ちょっと…!」
「漣様が」
「え!山神くんを?」
「はい」
頬を赤らめて鏑木さんは言った。
「で、桜村さんは、漣様を…」
不安げな表情であたしを見る鏑木さん。
(本当に、山神くんのことが好きなんだな…。なんか、かわいい、鏑木さん)
「好きとかそんなのじゃないよ!お昼に話したのが初めてだし!」
とあたしは言うと、鏑木さんはほっとした表情に変わった。
「桜村さん、話しがありますの」
鏑木さんの迫力に、
「は、はい」
と思わず返事をした。
「恋、してますの」
「恋?」
「好きなんです」
「ちょっと…!」
「漣様が」
「え!山神くんを?」
「はい」
頬を赤らめて鏑木さんは言った。
「で、桜村さんは、漣様を…」
不安げな表情であたしを見る鏑木さん。
(本当に、山神くんのことが好きなんだな…。なんか、かわいい、鏑木さん)
「好きとかそんなのじゃないよ!お昼に話したのが初めてだし!」
とあたしは言うと、鏑木さんはほっとした表情に変わった。