俺様王子様
今日の授業が終わると、あたしは未月と会わないように急いで寮に帰った。
しばらくして未月が帰ってきた音がした。
そこからは物音を立てないようにあたしは息をひそめてベッドに潜った。
ついこの間までは一緒に勉強したり、テレビを見て笑い合ったりしていたのに。
(近くにいるのに遠いなぁ……)
そう思ったら涙が溢れた。
こんなに苦しいのに、それでもやっぱり未月が好きだと思ってしまう。
今、未月は何をしてるのかどんなことを思っているのか、あたしの頭の中は未月でいっぱいだ。
しばらくして未月が部屋を出て行く音がした。
きっとディナーの時間だから、出たのだと思う。
あたしはその隙をみてお風呂に入った。
別にかち合ったっていいじゃないかと思う半面、悪いことなどしていないけど未月に会いたくないと思う自分がいた。
いつかはちゃんと未月と話さなきゃと思うけど、そんな勇気、あたしにはまだ出なかった。
しばらくして未月が帰ってきた音がした。
そこからは物音を立てないようにあたしは息をひそめてベッドに潜った。
ついこの間までは一緒に勉強したり、テレビを見て笑い合ったりしていたのに。
(近くにいるのに遠いなぁ……)
そう思ったら涙が溢れた。
こんなに苦しいのに、それでもやっぱり未月が好きだと思ってしまう。
今、未月は何をしてるのかどんなことを思っているのか、あたしの頭の中は未月でいっぱいだ。
しばらくして未月が部屋を出て行く音がした。
きっとディナーの時間だから、出たのだと思う。
あたしはその隙をみてお風呂に入った。
別にかち合ったっていいじゃないかと思う半面、悪いことなどしていないけど未月に会いたくないと思う自分がいた。
いつかはちゃんと未月と話さなきゃと思うけど、そんな勇気、あたしにはまだ出なかった。