俺様王子様
「あ…れ…?」
目を覚ますと、そこには半泣き状態の杏菜ちゃんがいた。
「……夢?」
だって、杏菜ちゃんは山神くんとイギリスのはず。
「夢なんかじゃございませんわ!このまま…朱莉ちゃんが目を覚まさなかったらどうしようかと思いました」
と杏菜ちゃんは目を潤ませながら言った。
「…目、覚めた?…よかった」
あたしたちの声を聞いて、そう言いながらカーテンを開けたのは三咲くんだった。
「三咲くん、ずっとここに?」
「俺、保健委員だから。ちょうど先生いなくてさ」
と言った。
「朱莉ちゃん、きちんと食事は摂られてますの?だいぶ痩せたんじゃありませんか?」
「俺もそう思う」
2人が心配そうにあたしを見た。
「だって…あたし…」
ずっと我慢してた気持ちが溢れそうになった。
目を覚ますと、そこには半泣き状態の杏菜ちゃんがいた。
「……夢?」
だって、杏菜ちゃんは山神くんとイギリスのはず。
「夢なんかじゃございませんわ!このまま…朱莉ちゃんが目を覚まさなかったらどうしようかと思いました」
と杏菜ちゃんは目を潤ませながら言った。
「…目、覚めた?…よかった」
あたしたちの声を聞いて、そう言いながらカーテンを開けたのは三咲くんだった。
「三咲くん、ずっとここに?」
「俺、保健委員だから。ちょうど先生いなくてさ」
と言った。
「朱莉ちゃん、きちんと食事は摂られてますの?だいぶ痩せたんじゃありませんか?」
「俺もそう思う」
2人が心配そうにあたしを見た。
「だって…あたし…」
ずっと我慢してた気持ちが溢れそうになった。