許さない…

「お母さん!見て!!ほら……」

……?

…お母さんがいない。

ガタガタ――

「…?」

お母さんの部屋からだった―

「――ひッ!!」

血まみれのお母さんと包丁を持った男が立っていた。


私の悲鳴に男が私に気付いた。



…――逃げなきゃ…

家の中を走り回った…

しかし20歳以上の男と
15歳の私が鬼ごっこしたところでスグに捕まってしまった。

私が住んでるのは、人通りの少ない森。
< 4 / 10 >

この作品をシェア

pagetop