キミトワタシ
「痛っ……」
「どうした?」
遼君は急いで私のところへ来た。
「あの…。包丁で手…切っちゃって…。」
「大丈夫か!?」
「う…ん…。ちょっと考え事してて…。」
びっくりした……。遼君がすごい慌ててこっちにきたから…。
「そっか…。」
“パクッ”
エッ……?
「ちょっ……。遼…君……。」
「消毒☆……」
“ペロッ”
《ビクッ》
な…なんだろ……。なんか恥ずかしい……。
すごい甘い……。こんな体験はぢめてだよ……。