2D×3D
山野先生は、この状況を一転する手だてがある。と、いった。
 

それが、かの、盗聴器である。

届け出に行ったとき、まず、何故盗聴器が仕掛けられていたかをねちねちいわれたが、山野先生ファンなんだろう。
「取材だ。」という一言で盗聴器仕掛けの件は済まされた。



録音されたものを流す。



「これはさ、虐待の一部だろ?
ちがうのなら、漫画にこのことまるまるかいて、皆に考えて、もらうけど。」


なんか、山野先生カッコイイ。


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