忠犬ハツ恋
ド素人の医療行為
「美咲、大丈夫?風邪だって?
私が部活じゃなきゃ看病に行ってあげられるんだけど…。」
「大丈夫だよ、茜ちゃんもお母さんも心配し過ぎ。まだ熱はあるけど起きれるし、食べれるし、すぐ治るから。」
「そう?ならいいけど。
………でさ、檜山って美咲の家知ってる?」
「檜山君?いや、知らないはずだけど…、どうして?」
「あいつ1限目は居たのに、今見たら鞄が無いの。もしかして…?と思って。」
「まさか?」
でも檜山君のお兄さんは私の家を知っている。
お兄さんに聞けば分かるんだ。
茜ちゃんとの電話を切るとちょうど私の家の前でバイクの止まる音がした。
あの重低音は郵便屋さんなんかじゃ無い。
イヤな予感がして玄関から外に出た。
「よぉ、白石。元気?」
やはりそこに居たのは檜山君だった。
「ちょっと!早くエンジン切って!近所迷惑!!」
私が部活じゃなきゃ看病に行ってあげられるんだけど…。」
「大丈夫だよ、茜ちゃんもお母さんも心配し過ぎ。まだ熱はあるけど起きれるし、食べれるし、すぐ治るから。」
「そう?ならいいけど。
………でさ、檜山って美咲の家知ってる?」
「檜山君?いや、知らないはずだけど…、どうして?」
「あいつ1限目は居たのに、今見たら鞄が無いの。もしかして…?と思って。」
「まさか?」
でも檜山君のお兄さんは私の家を知っている。
お兄さんに聞けば分かるんだ。
茜ちゃんとの電話を切るとちょうど私の家の前でバイクの止まる音がした。
あの重低音は郵便屋さんなんかじゃ無い。
イヤな予感がして玄関から外に出た。
「よぉ、白石。元気?」
やはりそこに居たのは檜山君だった。
「ちょっと!早くエンジン切って!近所迷惑!!」