忠犬ハツ恋
「おい大輔、奥さん来てるけどお前動けないの?
………
俺?裏口。タバコ休憩中。」
一色先生はそこまで大ちゃんと話すと携帯を私に差し出した。
私は少し躊躇いながらも一色先生の携帯を耳に当てる。
「どうした美咲?急ぎ?」
「ううん。急ぎってほどじゃ…。」
「じゃあ週末でもいい?
今はちょっと。」
婚約一ヶ月記念日は今日だ。
週末では意味が無い。
「うん、分かった。
ゴメンね、大ちゃん忙しいのに…。」
私は電話を切って携帯を一色先生に返した。
………
俺?裏口。タバコ休憩中。」
一色先生はそこまで大ちゃんと話すと携帯を私に差し出した。
私は少し躊躇いながらも一色先生の携帯を耳に当てる。
「どうした美咲?急ぎ?」
「ううん。急ぎってほどじゃ…。」
「じゃあ週末でもいい?
今はちょっと。」
婚約一ヶ月記念日は今日だ。
週末では意味が無い。
「うん、分かった。
ゴメンね、大ちゃん忙しいのに…。」
私は電話を切って携帯を一色先生に返した。