忠犬ハツ恋
望月さんとイチゴシェイク1つで1時間近く話し込んでいた。
「でも白石さんスゴイ。
この歳で婚約しちゃうんだ……。」
「茜ちゃんからは"究極の束縛だ、私にはムリ"って言われた。」
「私も周防さんに同感〜。」
茜ちゃん以外の子とここまでいろんなお喋りをするのは初めてだった。
私はもう少し他のクラスメイトとも関わりを持つべきなのかも知れない。
「望月さんの気持ち、伝わるといいね。」
「うん。ちょっと頑張ってみる。」
私は少し躊躇ったが檜山君の携帯番号を望月さんに教えた。
これって個人情報だから本当なら檜山君に断りを入れるべきなんだろうけど…。
「白石さんも早く風邪良くなるといいね。
お大事に。」
「う、うん!ありがとう。」
私はマスクを押さえ、わざとらしく咳払いをして望月さんと別れた。
「でも白石さんスゴイ。
この歳で婚約しちゃうんだ……。」
「茜ちゃんからは"究極の束縛だ、私にはムリ"って言われた。」
「私も周防さんに同感〜。」
茜ちゃん以外の子とここまでいろんなお喋りをするのは初めてだった。
私はもう少し他のクラスメイトとも関わりを持つべきなのかも知れない。
「望月さんの気持ち、伝わるといいね。」
「うん。ちょっと頑張ってみる。」
私は少し躊躇ったが檜山君の携帯番号を望月さんに教えた。
これって個人情報だから本当なら檜山君に断りを入れるべきなんだろうけど…。
「白石さんも早く風邪良くなるといいね。
お大事に。」
「う、うん!ありがとう。」
私はマスクを押さえ、わざとらしく咳払いをして望月さんと別れた。