忠犬ハツ恋
「大ちゃん!ご飯にする?お風呂にする?それとも……。」
「メシ。腹減って死にそう。」
「……だよね?」
大ちゃんが"メシより風呂より美咲に決まってるだろ?"なんて言うわけ無いのは知ってるけど、一度でいいからああいうバカップル染みたやりとりをやってみたい。
大ちゃんは余程お腹を空かせていたのかご飯を豪快に食べ進む。
「美味しい?」
「美味しいよ。
美咲のメシは胃に優しくていい。東野にたまに差し入れがあるんだけど何故か揚げ物ばっかり。」
「ふぅ〜ん。」
差し入れなんてあるんだ?
生徒の保護者から…とか?
大ちゃんはあっという間にご飯を平らげてしまった。
私は料理を作りながらつまみ食いしてお腹は満たされていたから私の途中の食事は片付けてチーズケーキを切り分ける。
「お誕生日おめでとう、大ちゃん。
はい、これ、今年もネクタイなんだけど…。」
「サンキュ。ネクタイ助かる。」
「メシ。腹減って死にそう。」
「……だよね?」
大ちゃんが"メシより風呂より美咲に決まってるだろ?"なんて言うわけ無いのは知ってるけど、一度でいいからああいうバカップル染みたやりとりをやってみたい。
大ちゃんは余程お腹を空かせていたのかご飯を豪快に食べ進む。
「美味しい?」
「美味しいよ。
美咲のメシは胃に優しくていい。東野にたまに差し入れがあるんだけど何故か揚げ物ばっかり。」
「ふぅ〜ん。」
差し入れなんてあるんだ?
生徒の保護者から…とか?
大ちゃんはあっという間にご飯を平らげてしまった。
私は料理を作りながらつまみ食いしてお腹は満たされていたから私の途中の食事は片付けてチーズケーキを切り分ける。
「お誕生日おめでとう、大ちゃん。
はい、これ、今年もネクタイなんだけど…。」
「サンキュ。ネクタイ助かる。」