忠犬ハツ恋
「いいなぁ、2人で納涼祭に行くんだ。
ハチ公ちゃん、いいの?彼氏怒らない?」
「…一応許可は取りました。」
大ちゃんには茜ちゃんと納涼祭に行くって言って許可を貰ったんだけど……。
「へぇ〜、自分以外の男と祭りに行くのに許可くれるんだ?大ちゃんは懐が深いね。」
そこに檜山君が口を挟む。
「それでガタガタ言うくらいなら1日くらい休みを取れっての。
1日休んだだけで大学落ちるようなら始めっから受からないんだよ。」
「違うよ圭太。1日休んだら2日、3日と休む事に抵抗が薄れて行くんだ。だから休ませられない。」
そうか……。その理屈は何となく分かる。
「まあ、せっかく行くなら楽しんでおいでよ。
圭太は花火観賞の穴場知ってるか?」
「何処?」
「裏の寺。あそこは誰もいないし結構デカく花火が見える。」
ハチ公ちゃん、いいの?彼氏怒らない?」
「…一応許可は取りました。」
大ちゃんには茜ちゃんと納涼祭に行くって言って許可を貰ったんだけど……。
「へぇ〜、自分以外の男と祭りに行くのに許可くれるんだ?大ちゃんは懐が深いね。」
そこに檜山君が口を挟む。
「それでガタガタ言うくらいなら1日くらい休みを取れっての。
1日休んだだけで大学落ちるようなら始めっから受からないんだよ。」
「違うよ圭太。1日休んだら2日、3日と休む事に抵抗が薄れて行くんだ。だから休ませられない。」
そうか……。その理屈は何となく分かる。
「まあ、せっかく行くなら楽しんでおいでよ。
圭太は花火観賞の穴場知ってるか?」
「何処?」
「裏の寺。あそこは誰もいないし結構デカく花火が見える。」