忠犬ハツ恋
茜ちゃんはシャープペンシル片手に腕を組む。
「深夜の3時って確実に嫌がらせだよね?
美咲、誰の恨み買ってんの?」
「…思い当たる人が居ない…。」
檜山君がボソリと呟いた。
「自分に身に覚えが無いって事は大ちゃん絡み。
元カノ洗えよ。何か出て来るだろ。
ってかガリ勉に元カノなんているのか?」
私の脳裏にまたしても佐々木さんがチラついた。
私も可能性としてもうそこしか思い当たらない。
もしそれが当たりならあちらだけ私にアクションを起こせるのはフェアじゃない。
……佐々木さんに会ってみようか?
そう思わずにはいられなかった。
「深夜の3時って確実に嫌がらせだよね?
美咲、誰の恨み買ってんの?」
「…思い当たる人が居ない…。」
檜山君がボソリと呟いた。
「自分に身に覚えが無いって事は大ちゃん絡み。
元カノ洗えよ。何か出て来るだろ。
ってかガリ勉に元カノなんているのか?」
私の脳裏にまたしても佐々木さんがチラついた。
私も可能性としてもうそこしか思い当たらない。
もしそれが当たりならあちらだけ私にアクションを起こせるのはフェアじゃない。
……佐々木さんに会ってみようか?
そう思わずにはいられなかった。