忠犬ハツ恋
タイガーのカフェオレ
エレベーターに乗って上に行くべきか下に行くべきかしばらく迷っていると、
「ちょっと待った!」
と、一色先生が乗り込んで来てしまった…。
こっそりエレベーターを降りようとするのに一色先生に阻まれ、扉が閉まると一色先生は7階のボタンを押す。
マズイ!これじゃバレる!!
「さっきから"周防さん"ってずっと呼んでたのに…。
俺に最高評価くれてたね?ありがとう。」
一色先生は動き出したエレベーターの中でそう切り出した。
あれ?もしかしてバレてない?
体験講座中、1番前の席にいた私は眼中に入って無かったのかも知れない。
灯台もと暗しってヤツだ!
「でさ?偽名に変装までして何しに来たの?若奥さん。」
と、言われた瞬間もはや言い逃れは出来なくなった……。
「ちょっと待った!」
と、一色先生が乗り込んで来てしまった…。
こっそりエレベーターを降りようとするのに一色先生に阻まれ、扉が閉まると一色先生は7階のボタンを押す。
マズイ!これじゃバレる!!
「さっきから"周防さん"ってずっと呼んでたのに…。
俺に最高評価くれてたね?ありがとう。」
一色先生は動き出したエレベーターの中でそう切り出した。
あれ?もしかしてバレてない?
体験講座中、1番前の席にいた私は眼中に入って無かったのかも知れない。
灯台もと暗しってヤツだ!
「でさ?偽名に変装までして何しに来たの?若奥さん。」
と、言われた瞬間もはや言い逃れは出来なくなった……。