忠犬ハツ恋
檜山君の201号室に"チゥッ"と言うお互いの音が木霊する。
耳に届くその粘着音は体の奥をゾクゾクと震えさせた。
思わず吐息が漏れる。
「…んんっ……。」
身体中の力が抜け唇がその感覚に酔いしれ出した頃、私の口の中に生暖かいモノが滑り込んできた。
私は驚きで檜山君を突き飛ばす。
「なっ!何?!!」
「何って?」
檜山君は唇を拭い、笑いながら長い前髪を掻き上げた。
「白石、お前最近大ちゃんとキスしてる?」
「えっ?はぁっ?」
「大ちゃんが白石をちゃんと見てるんならいい加減気づくはずなんだけど。」
「な、何が?」
「お前さぁ、キス上手くなってるぞ。」
「え〜〜???」
耳に届くその粘着音は体の奥をゾクゾクと震えさせた。
思わず吐息が漏れる。
「…んんっ……。」
身体中の力が抜け唇がその感覚に酔いしれ出した頃、私の口の中に生暖かいモノが滑り込んできた。
私は驚きで檜山君を突き飛ばす。
「なっ!何?!!」
「何って?」
檜山君は唇を拭い、笑いながら長い前髪を掻き上げた。
「白石、お前最近大ちゃんとキスしてる?」
「えっ?はぁっ?」
「大ちゃんが白石をちゃんと見てるんならいい加減気づくはずなんだけど。」
「な、何が?」
「お前さぁ、キス上手くなってるぞ。」
「え〜〜???」