忠犬ハツ恋
洗濯が済むまで檜山君とリビングでテーブル挟んでお喋りをしていた。
時は深夜、眠気はピークでも眠るワケには行かない!
「おかしいと思ったんだ。
何で大ちゃんはお前が東野に来るのを嫌がるのか。
生徒ならクラスが違えば勉強の邪魔にはならない。
でも講師なら教え子に彼女が居たら講義に集中出来ないってんだろ?
まぁその理屈も俺からすりゃ幼稚だが?
プロならどんな状況下でもしっかり講義すべき。」
檜山君は片膝立てて熱々のブラックコーヒーを飲んでいた。
私にも何か飲むものを勧められたが、まだ何かしら口にする気にはなれなかった。
「檜山君、重ねて言うけど一色先生は大ちゃんじゃないからね?」
「はいはい、そういう事にしとけばいいんだろ?
違うってんなら大ちゃん誰なんだよ。言ってみろ。」
「それは………。」
時は深夜、眠気はピークでも眠るワケには行かない!
「おかしいと思ったんだ。
何で大ちゃんはお前が東野に来るのを嫌がるのか。
生徒ならクラスが違えば勉強の邪魔にはならない。
でも講師なら教え子に彼女が居たら講義に集中出来ないってんだろ?
まぁその理屈も俺からすりゃ幼稚だが?
プロならどんな状況下でもしっかり講義すべき。」
檜山君は片膝立てて熱々のブラックコーヒーを飲んでいた。
私にも何か飲むものを勧められたが、まだ何かしら口にする気にはなれなかった。
「檜山君、重ねて言うけど一色先生は大ちゃんじゃないからね?」
「はいはい、そういう事にしとけばいいんだろ?
違うってんなら大ちゃん誰なんだよ。言ってみろ。」
「それは………。」