忠犬ハツ恋
怪しいネオン街を闇雲に走っていて突然腕を引かれた。
「わっっ!!」
見るとホスト風の金髪の男。
「どしたの?こんなところで鬼ごっこ?
俺が匿ってあげよっか?」
その見知らぬ男性は私の肩を抱くと目の前のホテルに向かい出した。
「いえ!結構です。離してください!」
必死に抵抗するも力では到底及ばない。
ズルズルとホテルの入り口が迫って来る。
「イヤだ!!離して!!」
「美咲!!」
大ちゃんがギリギリのところで追い付いた。
「俺の彼女だ!返してもらう。」
「そんなの知らねぇよ。」
金髪は構わず私を引きずろうとするから、大ちゃんが金髪の肩を掴んで止めた。
「触んじゃねぇ!」
振り返り際に金髪が振り下ろした拳は見事に大ちゃんにヒットする。
ゴツッと鈍い音が響いた。
「大ちゃん!!大ちゃん!!」
私が大ちゃんに駆け寄ると金髪は唾を吐き捨てて去って行った。
「わっっ!!」
見るとホスト風の金髪の男。
「どしたの?こんなところで鬼ごっこ?
俺が匿ってあげよっか?」
その見知らぬ男性は私の肩を抱くと目の前のホテルに向かい出した。
「いえ!結構です。離してください!」
必死に抵抗するも力では到底及ばない。
ズルズルとホテルの入り口が迫って来る。
「イヤだ!!離して!!」
「美咲!!」
大ちゃんがギリギリのところで追い付いた。
「俺の彼女だ!返してもらう。」
「そんなの知らねぇよ。」
金髪は構わず私を引きずろうとするから、大ちゃんが金髪の肩を掴んで止めた。
「触んじゃねぇ!」
振り返り際に金髪が振り下ろした拳は見事に大ちゃんにヒットする。
ゴツッと鈍い音が響いた。
「大ちゃん!!大ちゃん!!」
私が大ちゃんに駆け寄ると金髪は唾を吐き捨てて去って行った。