忠犬ハツ恋
「一色先生のオニ!!」
「それ、よく言われる〜。」
私の目の前にはとってもとっても美味しそうな冷やし中華。
「どうして食べちゃダメなんですか?」
「美咲ちゃんが試験勉強したいとか言うから。
ほら、後2ページじゃん。全問正解したら食べていいからね。」
「全問正解?ムリですよ!!」
よりによって私が今やらされているのは化学の次に苦手な英語だった。
「人間、追い詰められると限界を超える力を発揮するんだ。死ぬ気で全問正解してごらん。
メシが倍、美味くなるから。」
「倍、美味しくなくていいです〜。
今の美味しさで満足します!」
「つべこべ言わないでやる!
時間制限も加えるよ?」
「オニ〜!!」
「それ、よく言われる〜。」
私の目の前にはとってもとっても美味しそうな冷やし中華。
「どうして食べちゃダメなんですか?」
「美咲ちゃんが試験勉強したいとか言うから。
ほら、後2ページじゃん。全問正解したら食べていいからね。」
「全問正解?ムリですよ!!」
よりによって私が今やらされているのは化学の次に苦手な英語だった。
「人間、追い詰められると限界を超える力を発揮するんだ。死ぬ気で全問正解してごらん。
メシが倍、美味くなるから。」
「倍、美味しくなくていいです〜。
今の美味しさで満足します!」
「つべこべ言わないでやる!
時間制限も加えるよ?」
「オニ〜!!」