忠犬ハツ恋
檜山君とシャロンに着くとお店は閉まっていて中は真っ暗だった。
表の看板には臨時店休の文字。
「俺が帰るまで待つって言ったくせに!
閉めてんじゃねぇかよ。」
「檜山君、今日東野は?」
「休むって連絡入れた。
今更行く気なんてなんねぇ。
来いよ、コーヒーいれてやるから。」
檜山君は手元のキーチェーンから1つを取り出しシャロンの鍵を開けた。
私が客席に座ろうとすると檜山君が止める。
「裏に行って。
中に人がいるのが見えると客が来る。」
「臨時店休って表に出してるのに?」
「来るよ。
最近そういうお構いなしな輩が多いんだ。」
そう言われて裏の厨房へと向かう。
光太郎お兄さんのいない厨房は冷んやりしていて少し不気味だった。
表の看板には臨時店休の文字。
「俺が帰るまで待つって言ったくせに!
閉めてんじゃねぇかよ。」
「檜山君、今日東野は?」
「休むって連絡入れた。
今更行く気なんてなんねぇ。
来いよ、コーヒーいれてやるから。」
檜山君は手元のキーチェーンから1つを取り出しシャロンの鍵を開けた。
私が客席に座ろうとすると檜山君が止める。
「裏に行って。
中に人がいるのが見えると客が来る。」
「臨時店休って表に出してるのに?」
「来るよ。
最近そういうお構いなしな輩が多いんだ。」
そう言われて裏の厨房へと向かう。
光太郎お兄さんのいない厨房は冷んやりしていて少し不気味だった。