忠犬ハツ恋
「お母さん?どうしたの?」
「美咲、もう帰れるんでしょ?
さっき茜ちゃんに会ったよ。校門で待ってるから早くおいで。」
「えっ?」
お母さんが高校に来るなんて……何事だろう?
校門を出るとお母さんの白い車がハザードを焚いて止まっていた。私はその助手席に滑り込む。
「何?どうしたの?」
「ちょっと美咲と行きたいとこあって。
もしかして今から何か予定あった?」
「ううん、別に何も…。」
「じゃ、ちょっと付き合ってよ。」
お母さんの車は別に珍しくも何ともない道を走り抜けて行く。
……いったい…何処へ向かっているんだろう…?
お母さんの車が辿り着いたそこは私が全く想像していないところだった。
「えっ?ここ?
お母さんの来たかったとこ?」
「そう!無性に歌いたくなっちゃってさ。」
ここは私もよく利用するカラオケBOXだった。
「美咲、もう帰れるんでしょ?
さっき茜ちゃんに会ったよ。校門で待ってるから早くおいで。」
「えっ?」
お母さんが高校に来るなんて……何事だろう?
校門を出るとお母さんの白い車がハザードを焚いて止まっていた。私はその助手席に滑り込む。
「何?どうしたの?」
「ちょっと美咲と行きたいとこあって。
もしかして今から何か予定あった?」
「ううん、別に何も…。」
「じゃ、ちょっと付き合ってよ。」
お母さんの車は別に珍しくも何ともない道を走り抜けて行く。
……いったい…何処へ向かっているんだろう…?
お母さんの車が辿り着いたそこは私が全く想像していないところだった。
「えっ?ここ?
お母さんの来たかったとこ?」
「そう!無性に歌いたくなっちゃってさ。」
ここは私もよく利用するカラオケBOXだった。