忠犬ハツ恋
頭痛の種
昨日はあまりの頭痛で美咲を追う事を途中で断念せざるを得なかった。
だからベッドに横たわりながら度々美咲に電話を掛けた。
最初は電源が切られていたのに、ある時から電話が繋がるようになる。
あれは何を意味していたんだろう?
まぁ電源は入っていたものの電話には一切出てくれなかったが…。
美咲の事だ。
いくらヘソを曲げてもそれ程大それた事はしないだろう。
大方、親友の茜ちゃんのところにでも行っているんだ。
それは俺の予想で切なる願望だった。
その時玄関の鍵を開ける気配がした。
……美咲か………?
まだ収まり切ってない頭痛がする頭を抱え玄関へと向かう。
残念ながら現れたのは大我だった。
「赤ら様にガッカリな顔しやがって。
何だよ、まだ美咲ちゃん見つからないわけ?」
「居場所の目星はついてる。
多分親友のところだ。」
頭を押さえながらリビングに戻ると大我も後からついて来た。
だからベッドに横たわりながら度々美咲に電話を掛けた。
最初は電源が切られていたのに、ある時から電話が繋がるようになる。
あれは何を意味していたんだろう?
まぁ電源は入っていたものの電話には一切出てくれなかったが…。
美咲の事だ。
いくらヘソを曲げてもそれ程大それた事はしないだろう。
大方、親友の茜ちゃんのところにでも行っているんだ。
それは俺の予想で切なる願望だった。
その時玄関の鍵を開ける気配がした。
……美咲か………?
まだ収まり切ってない頭痛がする頭を抱え玄関へと向かう。
残念ながら現れたのは大我だった。
「赤ら様にガッカリな顔しやがって。
何だよ、まだ美咲ちゃん見つからないわけ?」
「居場所の目星はついてる。
多分親友のところだ。」
頭を押さえながらリビングに戻ると大我も後からついて来た。