忠犬ハツ恋
「良かったら圭太と仲良くしてやってね?」
信号待ちで車のラジオの音量を絞りながらお兄さんは突然そんな事を言った。
「圭太、愛想は無いし口も悪いけど、根は良いやつなんだ。
とっつきにくいのは多分小さい時少し母性愛不足でさ。」
「母性愛…不足…ですか?」
そう言えば檜山君はどうして私にモーニングコールを頼むのか気にはなっていた。
檜山君のお母さんは起こしてくれないんだろうか?
信号待ちで車のラジオの音量を絞りながらお兄さんは突然そんな事を言った。
「圭太、愛想は無いし口も悪いけど、根は良いやつなんだ。
とっつきにくいのは多分小さい時少し母性愛不足でさ。」
「母性愛…不足…ですか?」
そう言えば檜山君はどうして私にモーニングコールを頼むのか気にはなっていた。
檜山君のお母さんは起こしてくれないんだろうか?