忠犬ハツ恋
数珠と革靴と紙袋
放課後突然大ちゃんからメールが届いた。
"頼みがあるんだけど、
俺ん家から数珠と靴持って来てくれない?"
誰か急に亡くなっちゃったのかな?
檜山君にシャロンに誘われたけど今日は断った。
学校を出たところでダメもとで大ちゃんに電話するとそれは意外にも繋がった。
「もしもし大ちゃん?
数珠と靴だけでいいの?」
「うん。スーツとネクタイは東野に置いてるから。ごめん、ヨロシク。」
こうやって大ちゃんの役に立てるのは嬉しかった。
あれから大ちゃんと話す機会は何度かあったが、佐々木詩織さんの事は大ちゃんに聞けずにいた。
"頼みがあるんだけど、
俺ん家から数珠と靴持って来てくれない?"
誰か急に亡くなっちゃったのかな?
檜山君にシャロンに誘われたけど今日は断った。
学校を出たところでダメもとで大ちゃんに電話するとそれは意外にも繋がった。
「もしもし大ちゃん?
数珠と靴だけでいいの?」
「うん。スーツとネクタイは東野に置いてるから。ごめん、ヨロシク。」
こうやって大ちゃんの役に立てるのは嬉しかった。
あれから大ちゃんと話す機会は何度かあったが、佐々木詩織さんの事は大ちゃんに聞けずにいた。