伝えられなくても愛してる。
リビングには制服を着た女の子が一人ぽつんとたたずんでいた。
綺麗な黒髪に、白いセーラー。
「……いってきます」
ぽつり、と呟いた言葉が溢れて消えた。
家には彼女以外誰も居ない。
< 2 / 2 >
この作家の他の作品
表紙を見る
ねえ、唯人
人間の命ってこんなにもきれいではかないものなんだね。
死ぬのは私がおばあちゃん、唯人がおじいちゃんになってからだってずっと思ってたんだよ。
なのに現実はそうじゃなくて、
ねえ、私達もっと早くに素直になってたらよかったのかな。
私はあなたを愛してあげられましたか?
私は今でもあなたのことを、忘れられません。
忘れません。
表紙を見る
わたしには好きな人がいる。
優しくて明るくて…
斎藤くんには彼女がいる。
好きになったらいけない
最初から、そう分かっていたの
でも…
もうこの思いに嘘はつけないよ。
斎藤颯人×井上そら
二人の運命が重なる
・
表紙を見る
初めて会った…?
本当に?
まるで昔からずっと…。
いつも隣には君がいた…。
そんな気がするんだ。
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…