涙脆い君と
授業が始まっても
2人はそのまま。
「でやんで、えぇのん?」
『… 』
傷 つけたんやろな。
イジメてる本人に
あんな事言うて…
酷なってもたら
僕は 最低やん。
守りたい。
僕は 君を 守りたい。
でも、それを君は
きっと
きっと
望んでいないんやろな。
『…ごめんなさい。』
多分 そぅ言った。
「なんで?」
なんで 謝るん?って
言おうとしたとき、
『私のせいで、嫌われたかも。』
目に涙を溜めて 話し出す君を
僕は 無意識に
抱きしめていた。
「そんなん、どうでもえぇよ。」
『ッッ⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄ 』
真っ赤になる君が
あまりにも、可愛いくて
より強く抱きしめた。
「僕、好きやねん」
『ぁ…⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄ 」
「顔 むっちゃ赤いで(*´꒳ `*)」
『私…貴方の事知らないんです…』
僕はそっと頭を君の肩に置いた。
『私も…す、好きかもしれないです』
「 んな、両想いやね?」
でも、君は 『知らないっ』
と
意地をはってみせた。
だから…
『⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄ 』
「むかついた。」
君の頬にキスをした。
「好きやで。皐月。」
『あの…言いにくいんですが
お名前 教えてください。⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄ 』