嘘告白されました。



ドンッ



・・・ん!?何か変な音したよ!?今キスしようとしてたんだよね!!?


あたしは驚き、目を開けると、




顔の横に恭弥の腕があった。


・・・いわゆる壁ドンというやつ。




「・・・何してるの?」

「壁ドン、だろ。」

「なんでよ。」

「していいって言ったから。」


なんという理由!?
ちょっと待てよ。観覧車で壁ドンして何の意味があるの。


「まさか、壁ドンの許可をとってたの!?」

「うん。他に何があるの?」


サラリと肯定。

ひぃ・・・!


「~~~っ。
い、いや何もありません!やっぱ観覧車に乗ったら壁ドンだよね!そうだよねー!定番だね!うん!」

とりあえず全力でフォロー。
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